NEWS一覧
- 2024年10月11日
- <臨時休業のお知らせ>...
- 2024年09月30日
- 犬の健康診断(秋:10~12月)...
- 2024年07月27日
- お盆中の営業時間のお知らせ...
- 2024年06月30日
- 猫の健康診断開始!(7~9月)...
- 2024年06月8日
- 公式LINE830人、インスタ590人突...
NEWS
春の予防・健康診断について
まず初めに……
⭐️『予防医療とは?』
動物病院は、一般的には「犬や猫が病気になったら治療をして治すところ」というイメージがあります。
しかし、動物が元気に行動しているからといって、体が健康であるとは限りません。また、飼い主は健康だと思っていても、健康診断を受けたら病気の一歩手前だったということもあります。治療だけでなく食事習慣の改善や病気の防止も獣医療の役割なのです。そういった医療のことを予防医療と呼んでいます。
予防医療は幅が広く、病気の予防だけにとどまりません。感染予防の混合ワクチン接種やフィラリア、ノミ・ダニ駆除による病気の予防のほか、検診などによる病気の早期発見、すでに病気を抱えている動物の悪化防止や、病気の再発防止も含んでいます。
『どうして必要?』
ペットの予防医療の必要性が高まっている理由として、以下のことが考えられます。
①ペットの高齢化
症状が出たときには、すでに手遅れだった―などとならないように、日頃から飼い主さんがペットの健康を意識することが重要です。
②ペットロスの飼い主の増加
ペットが急死し、十分な治療を受けさせることができなかった場合、「もっと何かできることがあったのではないか」と悔やみ、ペットロスの症状が重くなることがあるからです。
③ペットの健康寿命を伸ばす
ペットが介護を必要とする病気にかかると、飼い主さんのストレスも大きくなるため、そのような予防も必要なのです。
『飼い主さん主体で』
大事なことは、予防医療は年齢や健康状態にかかわらず、動物病院任せでは効果は薄いということです。
ペットの健康は、飼い主さんが主体となって守ってください。
~予防は愛情です~
飼主の皆様、ペットの皆様、いかがお過ごしでしょうか?
これからの季節は暖かく、ワンちゃんのお散歩も楽しくなる季節です。
それとともに、気温が上がるとことでノミやマダニの活動が活発になります。
そして次第にフィラリア症を媒介する”蚊”の飛び出す季節へと続きます。
安心して過ごしていくには、ワンちゃんネコちゃん共にしっかりとした予防が大切になります。
「外にでないから予防しなくていい」は❌!
散歩に行かない完全室内のワンちゃんネコちゃんでも窓からや飼い主に引っ付いたノミ・マダニ・蚊が室内に入り寄生・増殖する可能性もあります。
【この時期の3大予防】
⭐️①狂犬病ワクチン💉 (犬のみ)
接種義務あり。
新年度(2024年度)は3月2日〜接種可能!
厚労省は4〜6月を推奨接種シーズンとしています。
⭐️②ノミ・マダニ予防 (犬・猫)
4〜12月まで (通年が理想)
⭐️③フィラリア予防 (犬・猫)
5~12月まで
(今年からフィラリア検査を推奨してます!)
⭐️年1回の混合ワクチン
この時期に受けている場合はそちらの予防も必要です。
Q:フィラリア検査は必要なの?
フィラリア検査は毎年シーズン最初の投薬前に実施します。
万が一フィラリアに感染した状態で予防薬を与えると、体内のミクロフィラリア(幼虫)が急激に死滅することで毛細血管に詰まったり、虫体の分解によるアナフィラキシーショックが起こったり、「命を落とす可能性」があります。
フィラリア予防はきちんと投薬していれば『ほぼ』確実です。
しかし投薬していたのに感染してしまった報告はあり、次のような理由が示唆されています。
・温暖化の影響で蚊の発生時期が早く長くなっていて予防しきれてない
・投薬後に吐いてしまった
・投薬時に入っている子虫がまだ薬が効く期間になってない
・何らかの理由で必要な血中濃度まで上がらなかった etc…
以上の理由から今年から当院ではフィラリア予防のワンちゃん全てに毎年のフィラリア検査の実施を推奨してます。
通年(12ヶ月)予防している場合はこのリスクはかなり低いものと考えられ、詳細をお話した上で検査を行うか相談します。
フィラリア検査のみ 2000円
血液検査と併用で 500円(−1500円)
⭐︎フィラリア検査には採血が伴うので一緒に健康診断(血液検査)を薦めています。
【健康診断について】
健康診断は定期的に受けることが大切です。 最低でも年に一度の健康診断を意識するとよいでしょう。 小型・中型犬で年一度の健康診断は、人で考えたら4年に一度、大型犬では7年に一度ということになりますので、もし年間2回程度の健康診断をしても、決して多いわけではありません。
〈オススメの健康診断の頻度〉
・1〜6歳 年1回
・7歳以上 半年に1回(年2回)
※AAHA(米国動物病院協会)のガイドライン
~最後に~
予防は愛情です!
ノミ・マダニのお薬とフィラリアのお薬が一緒になったオールインワンタイプの経口薬もあり、年々各メーカーが新製品を出していますが、 飼い主樣の環境に合った予防薬の組み合わせをスタッフが一緒に考えます。
<犬フィラリア予防薬ベスト3>
①ネクスガードスペクトラ🏆
(おやつタイプ:1ヶ月に1回)
②プロハート
(注射タイプ:一年に一回)
③モキシハート・イベルメック
(おやつタイプ:1ヶ月に1回)
⚠️コリー犬種はイベルメクチン系(イベルメック・パナメクチン)は選べません。
<犬ノミ・マダニ予防薬ベスト3>
①ネクスガードスペクトラ🏆
(おやつタイプ:1ヶ月に1回)
②ネクスガード
(おやつタイプ:1ヶ月に1回)
③ブラベクトスポット
(スポットタイプ:4ヶ月に1回)
<猫ノミ・マダニ予防薬ベスト3>
①ブラベクトプラス🏆
(スポットタイプ:3ヶ月に1回)
②マイフリーガードα
(スポットタイプ:1ヶ月に1回)
③ネクスガードキャットコンボ
(スポットタイプ:1ヶ月に1回)
※①と③はフィラリア、内部寄生虫にも対応→今は猫もフィラリア予防をする時代です!
毎月来院できる方へ(ノミ・マダニ)
大切なのは「忘れずにちゃんと予防すること」です。
思いもよらない被害や感染症から大切な我が子を守りましょう!
<AIGO公式LINE>
<AIGOインスタグラム>
NEWS一覧
- 2024年10月11日
- <臨時休業のお知らせ>...
- 2024年09月30日
- 犬の健康診断(秋:10~12月)...
- 2024年07月27日
- お盆中の営業時間のお知らせ...
- 2024年06月30日
- 猫の健康診断開始!(7~9月)...
- 2024年06月8日
- 公式LINE830人、インスタ590人突...