歯石によって歯を囲むように位置する歯肉や口腔粘膜や骨に強い炎症を引き起こす病気です。不十分なデンタルケアや歯周病になりやすい犬種、不適切な食餌などにより歯垢が付きやすい子は、歯垢が石灰化し歯石となり、歯周病を悪化させます。全身麻酔下で超音波スケーラーにより歯石を除去し、ポリッシャーにより歯の研磨をすることで歯肉炎の進行を抑えることができます。重度な歯周病では抜歯が必要となることがあります。麻酔下の歯石除去術のあと定期的な歯磨きや適切な食餌管理などでケアします。
犬歯は犬の歯の中で最も尖った歯で、上下左右に4本あります。犬が噛み付いた時に刺さるため、犬にとっては自分の身を守るための大事な武器となります。しかしながら人との暮らしの中で重大な事故を起こしたりしてしまうことがある場合もあります。やむを得ないときに検討する、安易に行う処置ではありませんが、犬の命を守るために犬歯を抜歯することを検討することがあります。
口腔内に腫瘍ができることがあります。代表的なものに扁平上皮癌や悪性黒色腫、エプーリスなどがあります。外科手術で摘出することで治療を行いますが、悪性のものは局所転移を引き起こし命に関わるものがあるため、早期発見早期外科摘出と病理診断が大切になってきます。歯周病にならないように定期的ケアを行うことも大切になってきます。
猫エイズやカリシウイルス感染症など、ある特定の伝染病が関連して生じる猫の口内炎があります。猫エイズの場合、口の奥の口角と呼ばれるところに強い病変があり大きな痛みのため、よだれと出血、痛みのため物が食べられなくなってしまう事があります。完治が難しいので口の感染と痛みのコントロールが主要な治療戦略になります。カリシ感染症は3種混合ワクチンで予防できるため、口内炎発症が認められる猫ちゃんは治療と合わせてワクチン接種を行う事があります。
猫ちゃんの中には、年齢を重ねるとともに特別な理由もなく歯肉が赤くなり、歯周病がひどくなり、歯が抜けたりするような子がいます。原因はよくわかっていませんが、自分の歯に対する免疫の反応によるものや何かの感染症によるものと考えられています。初期はデンタルケアで歯周病を悪化させないようにすることや抗生物質と抗炎症薬の投与で対応しますが、悪化してしまった場合、荒療治ではありますが歯を抜歯することで改善させる事ができる事があります。ご心配な方は一度動物病院での診察を受けることをお勧めします。
口腔内に腫瘍ができることがあります。代表的なものに扁平上皮癌や悪性黒色腫、エプーリスなどがあります。外科手術で摘出することで治療を行いますが、悪性のものは局所転移を引き起こし命に関わるものがあるため、早期発見早期外科摘出と病理診断が大切になってきます。歯周病にならないように定期的ケアを行うことも大切になってきます。
歯科処置において気にされる方が多いのが麻酔管理です。麻酔のリスクはゼロにはできないものの、当院では、できるだけ低くできるように努めております。術前検査によるリスク評価、身体の状態や検査結果などから個々の状態に合わせた麻酔薬の使用、術前からの点滴や投薬によるリスク低減、最新の麻酔器による管理、術中の状態変化を最新の生体モニター機器により把握し素早く対応、術後も状態によりICUなどを使用して術後管理にも気を付けております。
中高齢のワンちゃんねこちゃんでは、抜歯が必要となることも少なくありません。抜歯時の痛みは、交換神経の刺激や血圧の上昇から心臓や肺など全身への悪影響をもたらします。また、持続する痛みが神経を過敏にし、痛みを感じやすくなることで心身への負担となります。当院では、出来る限り痛みを抑えるために、術前・術中・術後において複数の鎮痛薬を併用したマルチモーダル鎮痛をおこなっております。鎮痛薬と一言で言っても、作用する痛みの神経部位が異なるため種類の異なる鎮痛剤を使うことで痛みをかなり抑えることが可能となります。
超音波スケーラーを使用して、歯の表面だけではなく外からは見えない歯周ポケットの汚れもしっかりと除去します。歯石除去後はとてもキレイに見えますが、目に見えない小傷が歯の表面についています。そのままだと歯石が再付着しやすくなってしまうため、当院では研磨剤を使用して歯の表面を磨き上げ(ポリッシング)、歯石の再付着を起こりにくくします。
来院されましたら受付票にご記入ください。カルテをお作りした後、受付票記載の順番で診察室にご案内します。
診察室にて、充分な一般身体検査(体重・体温測定、聴診、視診、触診など)を行います。飼主様に生活状況(フードや予防状況など)についてのご質問を致します。一般身体検査と飼主様のお話から考えられる病気についてご説明いたします。その後、病気の診断に必要な検査やその費用の概算について説明します。飼主様のご意向や希望をうかがって追加検査(血液検査、レントゲン検査、超音波エコー検査など)を実施します。
検査の結果から病気を診断し、治療方法について説明します(病気の治療はその診断に基づき行います)。飼主様のご意向・希望をもとに、動物にとってもっとも良い治療のやり方を決定して治療に進みます。動物の状況や飼主様の希望に応じて高度獣医療を適切に受けられる機関(専門機関や大学病院)にご紹介することも出来ます。
受付で会計とお薬の受け取りとなりますので、待合室で一旦お待ちください。受付からお呼びして、会計、お薬・フードのお渡しをいたします。分かりやすいお会計を目指し会計明細とお薬についてご説明いたします。お会計は現金だけでなく、各種クレジットカードやバーコード決済、電子決済に対応しています。(一部お取り扱いができないものがありますので、会計にてお尋ねください。)
来院されましたら受付票にご記入ください。カルテをお作りした後、受付票記載の順番で診察室にご案内します。
診察室にて、充分な一般身体検査(体重・体温測定、聴診、視診、触診など)を行います。飼主様に生活状況(フードや予防状況など)についてのご質問を致します。一般身体検査と飼主様のお話から考えられる病気についてご説明いたします。その後、病気の診断に必要な検査やその費用の概算について説明します。飼主様のご意向や希望をうかがって追加検査(血液検査、レントゲン検査、超音波エコー検査など)を実施します。
検査の結果から病気を診断し、治療方法について説明します(病気の治療はその診断に基づき行います)。飼主様のご意向・希望をもとに、動物にとってもっとも良い治療のやり方を決定して治療に進みます。動物の状況や飼主様の希望に応じて高度獣医療を適切に受けられる機関(専門機関や大学病院)にご紹介することも出来ます。
受付で会計とお薬の受け取りとなりますので、待合室で一旦お待ちください。受付からお呼びして、会計、お薬・フードのお渡しをいたします。分かりやすいお会計を目指し会計明細とお薬についてご説明いたします。お会計は現金だけでなく、各種クレジットカードやバーコード決済、電子決済に対応しています。(一部お取り扱いができないものがありますので、会計にてお尋ねください。)
駐車場で動物の脱走事故が起こることがあります。
来院される時にはリードをつけるか、
キャリングケース等に入れて連れてきてあげて下さい。
猫は洗濯用の網ネットが安全ですよ♪