膵炎とは、文字通り膵臓に生じる炎症のことをいいます。これは「急性膵炎」と「慢性膵炎」の2つに大別されます。急性膵炎は犬に多く、軽度のものから重症化するものまで様々です。重症例では、多臓器不全やショックの状態に陥り、死亡することもあります。 膵炎の犬には、突然の嘔吐、腹痛、食欲の低下などの症状が認められ、早期に治療を開始することが重要です。輸液療法、抗菌薬、制吐剤や抗炎症薬の使用により治療を行います。 また、再発する可能性もあるため、食事療法も行っていきます。
炎症性腸疾患は、「IBD」とも呼ばれます。消化管内における食物や腸内細菌に対して過剰な免疫反応が生じ、胃腸炎が持続的に起こります。 この炎症性疾患を患った場合、犬は食べ物をとることが難しくなったり、吐いたり、ゆるい便を出したりするようになります。また血が凝固しやすくなったり、お腹に不自然に水が溜まったりすることがあります。治療方法としては、免疫抑制剤を使ったり、低アレルギー食に切り替えたりして治療していくことになります。
急性胃腸炎は、消化管に見られる炎症のことをいいます。この急性胃腸炎は、「いつもと違う場所にお出かけした」「食べ慣れない物を食べた」などのようなちょっとした変化でも起こりうるものです。重症ではない場合は、治療をせずとも数日間休めばよくなります。しかし突然下痢をしたり、嘔吐が続いたりするようであれば、病院にかかった方が安心です。投薬治療や食事療法などで、病気の完治・改善を目指していきます。
腸閉塞(イレウス)は、腸内容が機械的に閉塞されて生じる「機械的イレウス」と腸管に分布する神経や血管の障害により腸の麻痺や痙攣が起こり、腸内容が停滞する「機能的イレウス」の2つに分類されます。犬猫で最も多いのが異物誤飲、腸重積、腫瘍や嵌頓などが原因で起こる機械的イレウスです。症状としては、頻回の嘔吐や便が出ない、腹痛、食欲不振などが認められます。また、腸が捻れたり、腸の一部が別の部分に入り込み重積の状態になったものでは、腸の壊死も起こってしまい危険な状態となります。多くは外科手術により異物除去を行ったり、壊死した腸管を切除したりする必要があります。
腹部超音波検査を行い、胃・腸管から、肝臓や膵臓などの各臓器にいたるまで細かくチェックを行うため、病気の診断はもちろん、小さな異常を発見することも可能です。
場合によっては、内視鏡検査を実施し、口腔内、食道、胃、十二指腸、結腸、直腸の内部を詳細に観察します。これにより、なかなか治らない慢性的な下痢や嘔吐などの症状に対する根本の原因を特定し、適切な治療を施していきます。
超音波検査などの画像診断だけでは診断できない病気の原因究明のために、麻酔をした上で患部の一部を採取し、細胞検査や病理組織学的検査も実施しております。
来院されましたら受付票にご記入ください。カルテをお作りした後、受付票記載の順番で診察室にご案内します。
診察室にて、充分な一般身体検査(体重・体温測定、聴診、視診、触診など)を行います。飼主様に生活状況(フードや予防状況など)についてのご質問を致します。一般身体検査と飼主様のお話から考えられる病気についてご説明いたします。その後、病気の診断に必要な検査やその費用の概算について説明します。飼主様のご意向や希望をうかがって追加検査(血液検査、レントゲン検査、超音波エコー検査など)を実施します。
検査の結果から病気を診断し、治療方法について説明します(病気の治療はその診断に基づき行います)。飼主様のご意向・希望をもとに、動物にとってもっとも良い治療のやり方を決定して治療に進みます。動物の状況や飼主様の希望に応じて高度獣医療を適切に受けられる機関(専門機関や大学病院)にご紹介することも出来ます。
受付で会計とお薬の受け取りとなりますので、待合室で一旦お待ちください。受付からお呼びして、会計、お薬・フードのお渡しをいたします。分かりやすいお会計を目指し会計明細とお薬についてご説明いたします。お会計は現金だけでなく、各種クレジットカードやバーコード決済、電子決済に対応しています。(一部お取り扱いができないものがありますので、会計にてお尋ねください。)
来院されましたら受付票にご記入ください。カルテをお作りした後、受付票記載の順番で診察室にご案内します。
診察室にて、充分な一般身体検査(体重・体温測定、聴診、視診、触診など)を行います。飼主様に生活状況(フードや予防状況など)についてのご質問を致します。一般身体検査と飼主様のお話から考えられる病気についてご説明いたします。その後、病気の診断に必要な検査やその費用の概算について説明します。飼主様のご意向や希望をうかがって追加検査(血液検査、レントゲン検査、超音波エコー検査など)を実施します。
検査の結果から病気を診断し、治療方法について説明します(病気の治療はその診断に基づき行います)。飼主様のご意向・希望をもとに、動物にとってもっとも良い治療のやり方を決定して治療に進みます。動物の状況や飼主様の希望に応じて高度獣医療を適切に受けられる機関(専門機関や大学病院)にご紹介することも出来ます。
受付で会計とお薬の受け取りとなりますので、待合室で一旦お待ちください。受付からお呼びして、会計、お薬・フードのお渡しをいたします。分かりやすいお会計を目指し会計明細とお薬についてご説明いたします。お会計は現金だけでなく、各種クレジットカードやバーコード決済、電子決済に対応しています。(一部お取り扱いができないものがありますので、会計にてお尋ねください。)
駐車場で動物の脱走事故が起こることがあります。
来院される時にはリードをつけるか、
キャリングケース等に入れて連れてきてあげて下さい。
猫は洗濯用の網ネットが安全ですよ♪